カテゴリ:映画( 98 )
感動より現実
このところ写真の無い記事が続きますけども…。観た映画の話ばかりなので写真は無いのです。しかし映画三昧だった日々も、今回観た作品で一旦終了になりそう。

西日本の豪雨災害が起こる前にテレビのニュースや特別番組で連日取り上げられていたのは、オウム真理教の麻原彰晃とその幹部ら死刑囚の刑が執行されたことだった。当時の事件を振り返るものや死刑執行までの段取りなど、様々な情報が飛び交っていた。

その中で、死刑という刑そのものについて考えさせられる場面があった。世界中には死刑が無い国や元々はあったけど現在は停止されているという国もある中、日本には死刑制度がある。

死刑についてどう思うかを国民に問うと、約8割の人が「やむを得ない」という消極的なものではあるけど賛成しているのだという。私もそちらに入ると思う。

日本には切腹など死をもって責任を取るということが行われていた歴史があるから、現代にはそういうことが身近に起こらなくても受け入れられてしまうのかもしれないなぁと思う。

今回の刑の執行のニュースを聞いた時、私は「出来て良かった」と思ってしまった。なんやかんや言っても日本は弱腰なところがあると思っていたから、あれだけの凶悪な犯罪を犯した人をきちんと罰することができて良かったと思った。

もちろん死刑制度には反対な方もいると思う。それから、もし西日本の豪雨災害がこの執行の前に起こっていたら、このタイミングでは執行されなかったんじゃないかと思った。

で、死刑制度について調べている時に知った「休暇」という作品を観た。のんびりとしたタイトルに聞こえるけど、刑務所の刑務官と死刑囚のお話。

刑務官の主人公は子連れで再婚の女性と初めての結婚をすることになったんだけど、子供がなかなか懐いてくれない。結婚式を控えたある日、その刑務所の死刑囚の男の刑の執行が行われることが決まる。

執行に立ち会う刑務官には色々な役割があり、その仕事を終えると連休がもらえることになっている。中でも支え役という囚人の足を支える役目をした人には、1週間の休暇が与えられるという。それだけ精神的負担の大きい役目だということだ。

その係は立候補が無ければ上官が決めるのだが、主人公はその休暇をもらって新しく家族になる2人と一緒に過ごすために、自ら支え役を申し出る…というお話。

主人公の刑務官を小林薫、死刑囚を西島秀俊が演じている。刑務官の主人公は、真面目に粛々と職務を全うする毎日。死刑囚も大人しく絵を描いたりして穏やかに日々を過ごしている。

あえての演出なんだろうけど、この2人があまり感情を出すことなく淡々としているので、観ているこちらにも変に情をわかせることがない。可愛そう!とかひどい!許せない!などと思うことがない。

情が湧いてしまうと死刑制度に対する是非を問いたくなってしまうけど、この映画はただただ現実を見せてくれているだけで是非は問うてない。綺麗事とか感動とかいらないから現実だけが欲しいと思うタイプの私には、この描き方が良かった。

結婚式が間近だから、上司や同僚らは主人公は今回の執行に関わらなくていいと思っていた。なのに本人が休暇が欲しいために自ら名乗り出たことを知った同僚が、主人公に対して怒って摑みかかる。

主人公は、自分たちはこの仕事をして飯を食っているんだと、綺麗事ではなく現実を突きつける。結局主人公は刑の執行の日、支え役を全うし、1週間の休暇をもらって妻と子供と一緒に温泉旅行に出かける。

小林薫と西島秀俊の演技が本当に素晴らしかった。刑務官の同僚(先輩?)役の大杉漣も良かった。

特に西島秀俊の、静かに日々を過ごしていた死刑囚が自分の刑が執行されることが分かっ
てからの、狼狽する演技は痛々しいものがあった。すでに諦めたような悟ったような雰囲気だったのに、やはり執行となるとあのようになるものなのかと少々驚いた。

刑の執行当日、独居房から出されてから執行されるまでの段取りは、最近テレビでも何度か見かけた説明とほぼ一緒だった。刑は意外とあっさりと執行された。上から死刑囚の身体が落ちてきた時のガターン!という大きな音にびっくりし、ドキドキした。

これで飯を食っているという主人公の言葉。みんなが嫌がる仕事をして暮らしている人が確かにいるんだな、と気付かされる。

この映画のポスターに「生きることにした。」「人の命とひきかえに。」というコピーが載っている。

主人公にとってはシングルマザーの女性との結婚で、新たな人生に向かおうとしているところで。それを上手くいかせるためにもこのタイミングで欲しかった、新しい家族と一緒に過ごす時間。それを手に入れるために自ら選んだ支え役。

死にゆく人の上に生きていく人の生活があるんだという、そういう現実があるんだとこの映画は教えているような気がした。大げさな演出や感動的なシーンは無いけど、強いメッセージが込められているすごく良く出来た作品だと思う。

死刑執行のやり方は最近テレビでもやっていたけど、囚人の足下の床を開くためのスイッチのボタンが3つある。誰のボタンが作用したか(つまり誰が死なせたか)分からなくなっているというのは有名な話。

けどテレビで死刑執行に立ち会ったことのある人がインタビューで、実際はボタンを押した人よりも死刑囚に目隠しや手錠をしたなど直接身体に触れた人の方が、精神的負担は重いと言っていた。

映画では執行に携わった人は休みを多くもらえることになっているのだが、休みをもらって精神的にも少し休んで、そしたらまた仕事してねということなんだなぁと思う。映画には描かれてなかったけど、手当とか金銭面では何も無いのかな。

そういうことを知ると、死刑制度そのものではなく、刑の執行の方法は変えられないのだろうか?と思う。今は絞首刑なわけだけど、安楽死させる薬を投与するとか…出来ないのかな。刑は刑だから、安楽死とかダメなのかな。

それよりも、死刑になるような凶悪な犯罪がもっと減ればいいのになと思う。

[PR]
by anewyearsday | 2018-07-17 22:24 | 映画 | Comments(0)
意味不明な4時間
このところ映画づいている私。昨日も家でゆっくり過ごすアイテムとして、TSUTAYAで映画を借りて観た。

安藤サクラの出演映画で調べていた時に見かけたもので、これも以前から観ようかなぁと思っていた作品。

園子温監督の「愛のむきだし」。園子温作品は過去に「冷たい熱帯魚」や「ヒミズ」なども観ていたので、「愛のむきだし」もいつか観ようと思っていた。

なかなか観なかったのは、作品の時間がかなり長いから。上下巻に分かれていて、全部観ると4時間弱にもなる。昨日もいっぺんには観られず、途中でやめて残りは今日観た。

観たのだが…、全然面白くなかった。この作品を観て何を思えばいいのかさっぱり分からなくて。分からないままの4時間。

強いて言えば、テーマは愛らしいけど変態な人たちの話。でも同じ変態なら、みうらじゅん作品の「変態だ!」の方がまだ分かりやすいし時間も短くて良かった。

私はエロい内容を受け入れられないタイプではないので、そこに嫌悪を感じているわけではない。ただ話がハチャメチャすぎて。私はファンタジーが嫌いだから、どちらかと言うとそういう嫌悪感かもしれない。

バカバカしい内容を真剣にやっているのを笑えばいいのか?この内容で4時間必要なのか?もちろんこの作品を面白いと言う人もいるのだろう。評価も高いみたいだし。でも私には分からなかった。

園子温監督の他の作品で観たことがあるものは理解出来なくはなかったので、この作品が私には合わなかっただけなんだろうけど。

思えば映画監督ってエゴの塊のような仕事かもしれない。自分が面白いと思うものにお金と時間と人員を割き、人に見せているんだもんな。

安藤サクラの狂気に満ちた演技はすごかった。やはりこの人の迫力はすごい。ちょっと怖くなるくらい。

映画生活はあと1本でとりあえずひと段落の予定。それは安藤サクラ関係ではなく、最近知って気になっていた作品。

[PR]
by anewyearsday | 2018-07-15 20:26 | 映画 | Comments(0)
実話だったとは
一度映画を観ると、観た映画に出ていた役者さんや監督で別の作品を探したりして気になるものがあったら観たりして、しばらく続くことがある。たまたま夫が出張でいなかったから、観る時間ができた〜というのもある。

「万引き家族」の安藤サクラから「百円の恋」へ繋がり、安藤サクラと新井浩文の出演映画を調べていたらけっこう同じ作品に出ていたりして、その中で主演が堺雅人で以前から気になっていた「クヒオ大佐」を観た。

いつも軍服を着て、自分をアメリカ空軍のパイロットのクヒオ大佐だと名乗る男。英語混じりっぽいカタコトの日本語を喋り女性に結婚を匂わせながら、お金をだまし取るという詐欺を働いていた日本人の男の話。

主演の堺雅人が、いつも軍服でウロチョロしているのがコントみたいに見えて笑えちゃう。あと顔をみて「ん?」と思ったら、元々鼻が高いのにさらに付け鼻をして不自然に高くなってる。でも正面から見ると一見分からないのも可笑しくて。

簡単にバレそうな嘘や演出をしているので、これに騙されるか⁈と思ってしまう。案の定この男の嘘に気付いている人もいるくらいなので、騙せているのはごく一部の人だけで、やり方があまり頭の良くなさそうな感じを伺わせる。

映画を観た後に映画について調べていたら、このクヒオ大佐という人物が実在して実話を元にした映画だったことを知ったので驚いた。

日本で70〜90年代に実際に起こった事件で、クヒオ大佐を名乗っていた男は逮捕されて服役もしたらしい。

最初、詐欺師の男の映画にしてはなんでこんなにずさんな感じなんだろう…と少し疑問に思っていた。でも実際にいた人の話だと知ったら、こんなアホな男がいたのかぁ〜!と笑うことができた。

映画はバカバカしくて面白かったけど、実在した人物だってことを観る前に知っていたらもっと面白かったのかも〜と思う。

[PR]
by anewyearsday | 2018-07-13 21:45 | 映画 | Comments(0)
ダメ女とクズ男
昨夜はエアコンのあるリビングに布団敷いて寝ようかなぁとか言ってたけど、結局敷布団を運ぶのが面倒でやめちゃった。

寝る前に映画を観ていて2時間ほどじっとしていたら、寒くなっちゃったから寝る時はクーラーいらないやと思ったのもあるし。暑いのも嫌いだけどクーラーも苦手なのよね。

昨夜観ていた映画は安藤サクラ主演の「百円の恋」。「万引き家族」を観て、安藤サクラの作品をもうちょっと観てみたいと思ったんだよね。

この映画で安藤サクラがその年の日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞した。その時から気になって観たいなぁと思いつつ、だいぶ経ってしまっていた。

32歳になっても働きもせず、実家で引きこもりのような自堕落な生活をしていたダメ女の主人公が、家を追い出され一人暮らしを始め100円スーパーで働き始める。

ボクシングをしている男に恋をするが恋に破れ、男が辞めたボクシングを主人公が始める。ボクシングを始めると動きも体型も人も変わってくる。

超荒いけどそんなあらすじ。このダメ女を演じる安藤サクラ、本当に良かった。最初の太り具合から、ボクシングをしてかなり締まって俊敏な動きを見せるまでの変化、素晴らしい。

体型だけじゃなく、ダメ人間だった時のダメっぷりがすごい。ずっと家でダラダラしていたから他人ときちんと話せない感じとか、やる気のない態度とか、仕事でも無愛想なところとか。

その主人公が恋するのもけっこうクズ男。一度は恋人になって家に転がり込んでくるのに、すぐ別の女のところへ出て行ってしまうし。泥酔して主人公が働くスーパーの中で吐くし、仕事も続かないし。

そんなクズ男を演じたのは新井浩文。私この俳優さんはけっこう前から好きで。この映画だとボクシングをやっている男だったので、ちょっと痩せてて髪も短めでそれが格好良かった。コミニュケーション下手な感じとか女に優しくないところとか、程よくクズっぽかった。

気持ちが上がってくる映画だった。劇的な変化じゃないけど何かが変わっていく第一歩が見られた、そんな気分。安藤サクラが本当にすごい。

[PR]
by anewyearsday | 2018-07-12 21:05 | 映画 | Comments(0)
家族じゃないけれど
昨日は夫の休みに合わせて私も休みを取ったんだけど、今日からの夫の出張は最初一泊と聞いていたのが二泊三日になったり、その後の週末も仕事だったり。ほ〜らね、やっぱり昨日休んで良かったんだ。

このところかなり暑くて、エアコンの無い寝室で寝ているのが結構キツい。夫のいないこの2晩だけ敷布団をリビングに敷いて、少し涼しい環境で寝てみようかな〜とか考えている。

昨日は1ヶ月ぶりに夫と一緒に出かけられたのだが、その一番の目的は映画。夫が仕事関係の方からチケットを頂いていて、でも休みが合わずになかなか行けなかったので焦っていた。観に行ったことをその人にわざわざ報告するわけではないけど、せっかく頂いたものをフイにするわけにもいかない。

f0072757_22342763.jpg

ムビチケで頂いたのは「万引き家族」。言わずと知れた、カンヌ映画祭でパルムドールを獲った是枝監督の作品。

まずタイトルに「家族」とあるけど、観る前までは単純に、万引きなどをして生計を立てている家族のお話だと思っていた。でもここに出てくるのは、血の繋がった家族ではないところが驚きだった。

年金をもらって生活するおばあちゃん、その息子夫婦、おばあちゃんの孫の若い女性、夫婦の息子である少年の5人で暮らしている、一見そんな風に見える家族。

そこに夫が知らない他人の家から女の子を連れて帰ってしまい、6人家族になる。

しかし終わりの方で分かるのだが、この中で血の繋がりがあるのはおばあちゃんと孫の女子だけ。夫婦の夫の方はおばあちゃんの息子ではないし、少年も夫婦の子供ではない。

それなのに離れずに楽しそうに暮らす6人。本当の血の繋がりよりも絆が強いと信じ、劣悪な環境ながらも万引きなど犯罪を重ねながら寄り添って生きている。

しかし「そんな生活も長くは続かない」というおばあちゃんの言葉どおり、おばあちゃんが急に亡くなってしまう。

おばあちゃんは1人で暮らしているフリをしていたし、そこにいることが知られたらマズい子供達もいるので、おばあちゃんの死亡も届けずに家の敷地内の土の中に葬ってしまう。

それからこの家族の破綻は始まる。万引きで失敗したことのない少年が警察に捕まってしまったところから、夫婦の罪が露呈してしまう。

少年が捕まったのはわざとだった。このままではいけない、この夫婦にこれ以上こんなことをさせてはいけないと思ったからだろうか。女の子は元の家に返され、少年も実は夫婦によって他の家庭から連れ去られてきた子供だったことが分かる。

夫婦の妻の方は前の夫をDVの正当防衛かで殺してしまい 、夫婦でその遺体を埋めたという過去があった。おばあちゃんの死体遺棄の罪も妻が1人で被り逮捕され、少年は施設に預けられ、一家はバラバラになる。

社会の問題を描きながら、血の繋がりとは家族とは何かを考えさせる物語なんだなと思った。万引きやその他の罪は許されることではないけど、この映画では決してそれを美化しているわけではないのだろう。

何故?と思う疑問点や解明されていない点も色々とあったけど、私はハッピーなお話よりもこういう行き先の無いどうしようもないような話が好きな方だ。是枝監督の作品で言えば「誰も知らない」に似たものがあったけど、いかにも外国人ウケしそうな日本映画っぽいなぁとも思った。

樹木希林、安藤サクラ、リリー・フランキーの演技が特に素晴らしかった。樹木希林の存在感はものすごいなぁと実感してしまった。リリーさんはダメおやじみたいな役をさせるとピカイチだし。

安藤サクラとか寺島しのぶとか、特に美人ではないけど性的なシーンもガンガンやって、すっぴんもちょっと緩んだ体型もリアルに見せてくれる女優さんはすごく格好いい。

自分にとって登場人物への共感は少ないお話だったけど、こういう映画は嫌いではないので面白かった。

[PR]
by anewyearsday | 2018-07-11 22:29 | 映画 | Comments(0)
映画には役所
レンタルが始まったら観ようと思って日付まで調べて待っていた、映画「三度目の殺人」を観た。レンタル開始直前で日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞して、このタイミングで受賞したら借りられなくなりそうで困るなぁ〜と思ったけど、無事に借りられた(でも残り本数少なかった)。

自供して罪を認めている殺人事件の被疑者と、それを弁護することになった弁護士。弁護士としては殺人を犯したことについては争わず、刑を軽くするという方向で進めていく。

しかし周辺を調べているうちに、事件の真相に近づいてくる。殺された被害者の娘は父親に性的暴行を受けていたこと、それを打ち明けられていた被疑者、被害者の娘と被疑者とのつながり。

被疑者を救うために被害者の娘は裁判の証人としてすべてを話そうとするが、被疑者はそれを阻止するべく殺人への関与自体を否認する証言を始める。急に変えた証言が認められることもなく、過去にも殺人を犯している容疑者へは死刑判決が下る。

映画は、事件の真相をハッキリと明かすことなく終わる。あっさりと終わってしまったので、あれ?これで終わり?と思った。私、大事なところ見落としたり聞いてなかったりしたっけなぁ?と思ったので、観終わってからネットで調べてみた。

この映画を解説しているものを探したら、敢えてモヤっとする終わり方にしているということが分かった。観た人に考えさせる内容になっているんだそうだ。

次々に起こる犯罪や裁判があるため公判を長引かせられないという現状だったり、弁護士は情状酌量を勝ち取るために被疑者には嘘の証言をさせたり。気になる点が色々と散りばめられていた。冤罪というものも、こうして生まれるのかもしれないと思った。

被害者の娘のために殺人を犯した被疑者、という構図が想像できる。だけどおそらく、被害者の娘も犯行には何かしら関与していたのだろう。娘が自分のために証言しようとしていることを知り、被疑者は自分が有罪となって裁判が早く終わることを狙って証言を翻したりする。

狙いどおり事件の真相が明らかになることなく、自分には死刑判決が下る。被疑者にとっては二度目の殺人だったわけだけど、タイトルにある「三度目」というのは、自分に対する殺人という意味だったんじゃないかと思う。

私はこのところ読む本がや映画で、「裁判」「死刑」「冤罪」「性的暴行」などの言葉によく遭遇している。性的暴力や虐待って身近には全然無いのに、映画や本の題材になることが多い。新たな事件の発端となることもあるのに、なぜそれらをしてしまう人がいるんだろう。

弁護士は福山雅治、被疑者を演じていたのは役所広司。役所広司はこの作品で最優秀助演男優賞を受賞した。やはりこの人の演技には引き込まれるものがあるなぁと感じた。

役所広司といえば、1か月ほど前には映画「関ヶ原」も観た。これもレンタル開始を待って。V6の岡田くんが石田三成、役所広司は徳川家康。

これは正直期待外れだった。有村架純の忍びのキャラが何の意味があったのかよく分からなかったし、全体的に何を見せたい映画なのか…と感じた。台詞が早口で、岡田くんはあまり滑舌が良くないのか聞き取りづらかった。

原作の司馬遼太郎の小説は以前読んだ。上中下巻と長くて、関ヶ原の戦いに関わる色々な武将たちの動きや心情をひとつひとつ説明していた。長すぎて、確かにこの小説をどう映画にするんだろうとは思った。そしてやはり難しかったんだと思う。

良かったのは島左近を演じた平岳大。すごく島左近っぽかった(実物に会ったことないけど)。格好良かった。役所広司の徳川家康はすごく太っていて、それもすごかった。戦のシーンはやはり予算の違いか、大河ドラマよりも迫力はあった。

やっぱり日本映画には役所広司だな〜。役所広司目的で観る映画を選んでいるわけではないけど、観た作品には結構出ている気がする。私の好きな映画「Shall we ダンス?」や「THE有頂天ホテル」「清須会議」にも出ているし〜。

そういえばちょっと前に、ダイワハウスのCMが良いってここに書いたけど、それも役所広司だし。やっぱり好きなのかな?

f0072757_01394006.jpg


[PR]
by anewyearsday | 2018-03-10 22:30 | 映画 | Comments(0)
予習
去年、夫との間に「黒部ダム行きたいね〜」という話が持ち上がった。去年ブラタモリ
で黒部ダムを訪れた回があり、行く前に観ておきたいからその録画は消さずに残してある。

f0072757_01103249.jpg

行くならこれも観ておきたいねと言っていた、映画「黒部の太陽」。夫がTSUTAYAで借りてくれた。

私が生まれる前の映画。メインが三船敏郎と石原裕次郎だもん。他にも懐かしい役者さんたちがまだ若い姿で。

黒部ダムを建設するのに必要な、資材を運んだりするためのトンネルを掘るというのが主なストーリー。ブラタモリでもやってたけど、破砕帯がね〜。なかなか突破出来なかったのよ。

その苦労を観たので、現地へ行ったら感慨がより深くなりそう。3時間超えと長かったけど、観ておいて良かった。

[PR]
by anewyearsday | 2018-02-05 23:56 | 映画 | Comments(0)
ゲリラが長い!
今日は夫と一緒の休日だったんだけど、今年に入ってから私も夫も色々と買い物してしまいお出かけしてももう買い物できないので、家でのんびり映画を観ることにした。

一緒にTSUTAYAへ行ったんだけど、観たいと思っている映画がまだレンタル始まってなかったりして夫の観たいものがなかった。そこで、私が観たいなぁと思っていたものを借りることにした。

キューバ革命を成功させたチェ・ゲバラのことを描いた2008年の映画、「チェ  28歳の革命」と「チェ  39歳別れの手紙」を観た。2本合わせて4時間半もある長い映画だった。

以前、世界の独裁国家を調べていた時(何故⁉︎)にキューバが挙げられていたのを覚えていた。カストロ議長という名前は、そういえば聞いたことがあるなぁと思った。そしてキューバと言えば、チェ・ゲバラがキューバ革命を起こしたのもいつの頃だかに知った。

革命って独裁国家だった国が民主化を求めて起こすイメージがあったので、キューバは革命を起こしたはずなのに何故独裁国家になったのだろう?と疑問に思うようになり…。

さらに去年、仕事中にいつも聞いているラジオで、チェ・ゲバラの写真展か何かの宣伝が流れているのを毎日聞いていたら気になってきてしまい、キューバ革命やチェ・ゲバラやカストロ議長のことについて色々と調べていた。

調べていたらますます興味が湧き、映画があることを知ったので観てみたいと思っていた。

「28歳の〜」の方は前編といったところで、キューバ革命を始めてほぼ成功しそうなところまで。「39歳〜」は後編で、キューバを離れてボリビアでゲリラ戦をしていて、敵兵に捕らえられて射殺されるまでを描いた内容になっていた。

内容がなかなか難しくてついていけなかったり、外国映画にありがちなんだけど、誰が誰だか見分けが付かなくなったり、観るのも結構大変な映画だった。途中何度も寝そうになったり…。

私が知りたかったのは、アルゼンチン出身のゲバラが何故他国の革命に尽力したのかとか、2度の結婚のこととか、何故キューバを離れたのかとか、どんな道を辿りどんなことを考えていたのかだったんだけど、この映画ではあまりそれが分かることはなかった。

特に後編はゲリラ戦のシーンがとにかく長くて。どんどん劣勢になっていくし、観ていてしんどいものがあった。何のためにそうしているのか、彼の言葉や気持ちをもっと知りたかった。

でもまぁ勉強になったし、こんなに長い作品を観られる時間もなかなか無いので、観て良かったと思った。

この記事のタイトルは、千鳥ノブの「クセが強い!」的な読み方で。

[PR]
by anewyearsday | 2018-01-13 23:56 | 映画 | Comments(0)
ソウ レガシー
昨日の結婚記念日には映画を観て焼肉を食べた〜と書いたが、観たのは「ジグソウ:ソウ・レガシー」。金曜日に公開されたばかりで、ちょうど良かったので早速観に行った。結婚記念日に観るような映画でもないけど、我が家は2人とも好きなのだ。

f0072757_20483815.jpg

ソウのシリーズは過去に7作あり、全て観てきている。今回の作品は7年ぶりの新作。このブログでは映画のカテゴリーに今までのソウのことを書いた記事もあります。

そんな映画を好きなんてなんて悪趣味!と思ったり、嫌悪感を抱く人もいるでしょうね。かなり残忍でグロい映画なので…。でも今まで全て観ているから、やっぱり次も観なきゃという気になるんだよね。

ゲームはやはり手の込んだ装置が使われ、残酷で痛々しいのも以前と同じ。誰がこれを仕掛けたのか?と、今回や過去も含めたソウに出てくる人全てを疑いたくなるのも前回までと同じ。今までのソウシリーズを知っている人には、懐かしい物やエピソードもふんだんに出てきた。

10年前に死んだはずのジグソウことジョン・クレイマーが生きているのかと思ってしまうように、映画を観ている人たちはミスリードされる。結局、同じ時間に起こっているように観せられていたゲームが10年前のことだったと終わりの方でわかるんだけど。

ストーリーは今までと同じようなものだなぁと思ったけど、ジョンのおちょぼ口と「Make your choice」という声が懐かしかったり、そういう感慨の方があったなぁ。

意外と怖い部分はあっさりしていたような気がする。映画は1時間半ほどと短かく、ゲームの進みも早いし、恐怖や痛みにさらされている時間が短かったような。観ていられないほどの映像も少なかった。

最後に重いドアを閉めるシーンや、生死が不明の登場人物がいるのは、次作が作られる可能性を感じた。興行成績次第なのかもしれないけど。

f0072757_21294211.jpg

我が家にもいる、ジグソウのアジトにいる不気味な人形も健在だった。

ところで会社で「ソウ・レガシー」の話をしていたら、「それがし」って聞こえたと言われた。「それがし(某)」とは歴史もののドラマなどで自分のことを言う言葉で、歴史好きな私にはそれが嬉しかった。

[PR]
by anewyearsday | 2017-11-12 20:45 | 映画 | Comments(0)
ゴジラと戦うのは
昨夜、久し振りに映画館に映画を観に行った。今話題の「シン・ゴジラ」。最初は、ゴジラ作品は今まで観たことないから興味も無かったし、エヴァンゲリオンも世代じゃないので庵野秀明監督だからといって特に反応もしなかった。

公開して少し経って話題になり私も少し気にし始めた頃、夫が「なんかシン・ゴジラ面白いらしいね」と言い出した。一度は観に行くか…?という雰囲気になったんだけど、2人で一緒の休日には限りがあって買い物を優先させていて、映画はレンタル始まったらでいいか…ということになった。

でもその後さらに話題になり周囲でもちょっとずつ観た人が増えてきて、内容や感想についても本当に少しだけど耳に入ってくるようになってきた。それでもう一度、観に行く?という話になった。もう公開してから1ヶ月以上経っていて早く観に行かないと終わっちゃうのに夫はこの土日仕事で行けないから、夫が休みだった金曜の夜に私が仕事終わってから一緒にレイトショーに行くことにした。

ゴジラが東京湾に出現し上陸して移動して行くその地は私の生活圏、通勤圏で知っている所ばかりだったので見ていて嬉しかった。私が毎日乗っている京急の車両がバビョーンと飛んでいくところが良かった。映像の中には私の知っている風景がたくさん出てきて、すごく楽しめた。天空橋駅近くの鳥居とか、近所の呑川とか多摩川とか蒲田の東口や西口の駅前とか、青物横丁のあたりとか品川神社とか北品川の八ツ山橋とか泉岳寺駅とか浜松町とか。

ゴジラは大きいしものすごく強くて銃もミサイルも何も効かず、おまけに放射線を出しているということですごくタチが悪い。日本の自衛隊の攻撃では歯が立たず、アメリカが核爆弾を落とす直前まで行ったけど、結局国内の色々な知恵を持った人たちが集結して立ち向かい、なんとか動きを止めることが出来た。

東京駅近辺の丸の内のビルを倒してゴジラの動きを封じたり、飛行機や電車を無人爆弾にしてゴジラにぶつけたりするところはかなり現実では考えられないけど、こういう映画ならではの圧巻の映像だった。ただ、口から液体を注ぎ込むところは上手く行き過ぎだろ〜と思ったけど。

ゴジラ映画と言ったら軍隊とかが戦うのかと思ったけど(自衛隊は出てきたけど)、結局は「ゴジラVS政府」という構図なんだなと思った。官僚たちが意見を出し合い、総理大臣に許可をもらって全てが決定する。現実に万が一何か不明な生物の出現や恐ろしい隣国の攻撃などが起こったら、現在の日本ではこういう動きになるんだなと思った。

そしてあの東日本大震災やその他の災害があった時のように、被災地ではたくさんの被害者が出て、無事だった人も避難生活をする必要が出てくる。そして脅威が無くなったあとは再び人が住めるようにと復興への道を歩むことになる。

もし今あの映画の中で起こったことが現実になったら、ゴジラが通って行ったことによる被害で私は死んでいるかもしれない。でもあれが仕事中だったとしたらとりあえず死なずにいるだろうけど、家には帰れないかもしれないし、家や会社からの帰り道で被ばくしているだろうし、東京を離れてどこかへ逃げて生活する必要があるだろう。…想像したらとても辛過ぎて、すごく嫌〜になった。

夫は心が純粋なのか、今朝、自分が電車に乗っていたらビルがどんどん崩れて行くという夢を見たらしい。たしかにあの映像はインパクトがあったよね。

核爆弾を二度落とされたことのあるこの国が三度目を落とされないように阻止するのは、日本としてのメッセージのような気がした。

映画はものすごくテンポが速くて、出演者もたくさんいるんだけど全員セリフをしゃべるスピードがものすごく早かった。セリフがめっちゃ早いおかげで2時間で収まったんだろうけど、ゆっくりだったら結構長かったのかな。でもゴジラが来て早くなんとかしないといけない、時間が無いと焦っている感じは伝わってきた。演じる役者さんたちは大変だったろうと思う。

この映画は一度観た人が二度三度とリピーターが多いと聞くけど、観てその理由が分かった気がする。テンポが速過ぎて映像もあっという間なので、確認したい部分もあって何度も観たいんだろうなぁと思う。

初めてのゴジラ映画、面白かった。もう一度観てみたいという気持ちもよく分かる。さすがに映画館へは行かないが、レンタルでもう一度観てみるのも良いかもと思った。

[PR]
by anewyearsday | 2016-09-10 19:43 | 映画 | Comments(0)



40代夫婦2人暮らし たぶん無趣味 …since2006.02
by anewyearsday
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリ
日記

映画
テレビ

インテリア
整理収納
服・靴
植物

ヘンプ
かぎ針編み
棒針編み
ポエム
お知らせ
私について
最新の記事
熱湯甲子園
at 2018-08-18 12:31
予習
at 2018-08-16 23:57
付録欲しさで
at 2018-08-15 23:12
晴雨兼用
at 2018-08-14 12:27
家系か遺伝か
at 2018-08-13 22:25
以前の記事
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
more...
記事ランキング
画像一覧
検索
最新のコメント
はじめまして、森田です。..
by mrknnumber1 at 14:26
れいこ様>ご心配ありがと..
by anewyearsday at 02:42
れいこ様>「無理のない人..
by anewyearsday at 21:59
れいこ様>初めまして。遠..
by anewyearsday at 22:20
広川様>>初めまして。 ..
by anewyearsday at 20:55
ブログジャンル