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W黒部旅行記 〈2日目・その2〉
〈2日目・その1〉からの続きです。少々興奮気味に黒部ダムを見学していたのもだいぶ落ち着き、当初の予定ではここらで昼食かな…?と思っていたのだが、予定より少し巻いていてお昼には少し早かったので、次の場所へ移動することにした。

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黒部ダムの堰堤を歩いて、到着したのと反対側へ渡る。黒部ダムでは写真をたくさん撮ったけど、こっち側のアングルからダムを撮ったのはこの1枚だけ。

向こう側の壁面というか岩肌にさっきまでいた展望台や階段が見えるのだが、あんなところにあったんだ!と思うとなんか怖い。改めてすごい所だなぁと感じる。

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さて、ケーブルカー乗り場の黒部湖駅に到着。時刻が迫っていたのでちょっと急ぎ気味に。

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このケーブルカーは約5分で終点の黒部平駅へ向かう。標高差約400メートル、最大勾配約31度という急勾配を上っていく。

景観や自然保護のためと、雪の多い地域のため雪害防止のため全線地下式。一度も地上に出ない。全線トンネルの中を進むケーブルカーは、日本で唯一これだけなんだそうだ。

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黒部平駅に着いたら今度はロープウェイに乗車。ケーブルカーは結構混んでいたけど、ロープウェイはちょうど臨時便が出るタイミングで空いている時に乗れた。

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このロープウェイは、ワンスパン方式では日本最長のロープウェイ。ワンスパンとは、途中に支柱が一本も無いもののこと。ロープウェイってところどころに支柱があって、それを超える時にちょっと揺れたりするものなんだけど、それが無い。

それもやはり雪の多い地域のため雪崩などの雪害からロープウェイを守るためなんだそうだ。しかし約1.7キロの距離、高低差488メートルを支柱無しで上っているなんてすごい。太いケーブルを使っているそうだ。約7分で終点の大観峰駅に到着。

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駅の上の展望台からは、さっきまでいた黒部ダムが上から見下ろせる。あんなにすごい迫力だった黒部ダムが、こんなにちっちゃく。

険しい山が周りを取り囲み、ダムにたくさんの水を蓄えるためにこの場所に作られたことがよく分かる。

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展望台の近くの斜面には残雪もあった。標高は約2300メートル。空気がひんやりしていて、この夏の猛暑を忘れるほど。気持ちが良かった。

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大観峰からは再びトロリーバス。立山トンネルを通り抜けて行く。最初に乗った関電トンネルのトロリーバスは今年が最後だけど、こちらのトロリーバスはまだ走るみたい。なので来年からは、この立山トンネルのトロリーバスが日本で唯一ということになる。

約10分で室堂駅に到着。ここが立山黒部アルペンルートの中では最高地点で、標高2450メートル。ホテルやレストランがあったりハイキングが出来たりする、立ち寄りポイント。

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駅の上へ出てみると、広々とした室堂平の景色が広がっている。高い山にかかった白い雲や、山肌に残る残雪。空気も涼しくて美味しい!人もたくさんいた。

とりあえずここでやっと昼食。標高が高い分お値段も高いけどホテル立山のレストランで、せっかくの富山なので富山ブラックラーメンをいただいた。

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室堂平には池や温泉や山荘などがあり、景色を眺めながらゆっくりハイキング出来るようになっている。本格的な人は登山にも行くのだろう。

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室堂駅から歩いて、みくりが池という名の綺麗な池を望める場所へ。分からないけど、なんか水がとても綺麗そう。空の青い色が映って不思議な色をしていた。

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景色が本当に綺麗で空気も美味しくて、いい場所に来たな〜と思った。でもここに辿り着くにはめちゃくちゃ時間かかるけどね。

次に乗るバスの時間を気にしながら、あまり遠くへ行くと間に合わなくなるのですぐに引き返した。

室堂からは高原バス(いわゆる普通の観光バスなので写真も無し)に50分ほど乗って、美女平駅へ向けて標高差1500メートルを下って行く。

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途中で車窓から見えたのは350メートルという落差が日本一の滝、称名滝。

50分間乗るので、それまで移動移動で忙しかったけどちょっとのんびり出来る。景色を見てもいいし、少し眠ってもいいし。

美女平駅に着くと、なんか暑い。急に暑さを感じ始めた。室堂平がめちゃくちゃ涼しかったけど、やはり標高差1500メートルもあると全然違うものなんだな。

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美女平駅からはケーブルカー。なんか妙に混んでいた。これがアルペンルート最後の乗り物。車内もめちゃくちゃ暑くて、現実に引き戻されるような感じだった。

ケーブルカーが立山駅に到着し、立山黒部アルペンルートを完全制覇。日本列島の真ん中の高い山を、東から西へ横断したんだなぁ〜という 感じ。時間もお金もかかったけど、いい経験をした。

2日目はまだもうちょいあるんだけど、この記事も長くなったのでまさかの三分割。〈2日目・その3〉へ続く。

by anewyearsday | 2018-08-28 22:18 | | Comments(0)
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