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カバーの中身は
昨日の記事では、愛用のブックカバーを紹介した。ここ最近立て続けに文庫本を読んでいたので、今日はそれをご紹介。

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「イノセントデイズ」。テレビで書店員さんが面白いと言っていたのを見て、気になって読んでみた。

本の帯に書いてあるほど衝撃は受けず、なんか淡々と読み終わってしまった。期待値が上がってから読んでしまったから、ハードルが上がっていたのかな?それほど面白かったという感想もなかった。

死刑確定している女性が、なぜそうなってしまったのかという人生を遡る物語。最後に真実が分かり、事件については冤罪だということが分かる。小説としては、冤罪が証明されて死刑を免れるという物語になりそうなところだけど、そうならないところが意外性があった。

WOWOWでドラマ化されるようで、もしかしたら映像で観た方が面白いかもしれない。でもWOWOW入っていないので観ないけど。

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「殺人犯はそこにいる」。本屋でこれと違う変わった装丁のカバーがかかっていて、目に留まったので読んでみたもの。今まで読んだことのないノンフィクションもの。

私は事件そのものは記憶にないけど、死刑判決を受けていた人が冤罪が証明されて17年半ぶりに釈放されたという足利事件については、数年前にニュースで見て知っていた。

足利事件以外にも近い時期に近い場所で起きた未解決の事件があって、それらを同一犯と見る推理があるんだけど、まだ未解決なんだそうだ。今も真犯人がのうのうと生きていることと、警察の事件捜査の問題点について警鐘を鳴らしている。

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上のノンフィクションを読んだら、そういえば気になってたノンフィクションものがあった…と思い出して手に取った「消された一家」。

これを読むなんて悪趣味と思われそうな、凄惨な事件の真相が書かれたもの。去年、この事件の犯人の息子がフジテレビの「ザ・ノンフィクション」に出て話題になった。それでこの事件のことを知りたくなって。

本当に信じられないくらい酷い事件で、知りたくない人は知らない方がいい。あまりに凄すぎて、ノンフィクションなのに逆に現実味がなくて小説みたいだった。でも本当にあったことだなんて、信じられないなぁと思った。

お気に入りのステキなブックカバーの中身は、実はこんなおどろおどろしい本ばかり読んでいる。私、おかしいのかな。でもこういう作品が出版されている以上、手に取る人も多くいるはず。やはり知りたいという欲はあるのだ。

読み終わってしまったので、今日本屋でまた新たに文庫本を1冊買ってきた。それは読んでみて感想があったら、書くことにしよう。

by anewyearsday | 2018-03-09 23:25 | | Comments(0)
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